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「ハズレのホームステイ」をふせぐたった1つの事

ワーキングホリデーや留学を検討するときに、滞在方法の1つに検討するホームステイ。
「ホームステイ ハズレ」とか「ホームステイ 最悪」なんてことを聞くと不安に思う人もいると思います。

どんな人がホストファミリーをしているの?
どうやってホームステイを決めているの?
そしてハズレのファミリーをふせぐにはどうすべきか?
ホームステイ手配の裏側を今まで2,000人以上のホームステイ手配をしてきたプロがご説明します。

ホストファミリーになるには?

そもそも学校やエージェントはどうやってホストファミリーを選んでいるのでしょう?
学校やエージェントに登録されるまでの大まかな流れはこのようになります。

  1. 書類確認
    住所、家族構成や職業、ペットの有無など基本的なファミリー情報
  2. 面談
    実際にホストファミリー宅を訪問して部屋や共有スペースを確認したり
    留学生受け入れのポリシーやルールを説明してホストファミリーの適正を判断します。
  3. リファレンスや犯罪歴の確認
    過去に留学生の受け入れをした事があるホストファミリーなら留学生を斡旋した学校やエージェントに連絡して、ホストファミリーとして適しているかどうかを聞きます。また行政に犯罪歴の有無を照会します。


初回の面談以降は年に1、2回の定期訪問を設けて、ファミリー情報に変わったことがないかを確認する事が多いです。

Good Homestayでは生徒さんが到着する前の週に毎回ホストファミリーを訪問して打ち合わせを持っています。複数の部屋を提供しているホストファミリーだと毎月のように会ってコミュニケーションを持つことになります。
手間なように思えるかもしれませんが、頻繁にコミュニケーションを持つことがとても大事で、家庭環境の変化などを見つけて「ハズレのファミリー」を防ぐ効果があります。

どんなファミリーが多いの?

国や地域によって異なると思いますのでHAT experienceを運営しているGood Homestayのホストファミリーを例に説明しますが、オークランドの学校やエージェントでしたら大きく違わないと思います。

  • ニュージーランド人またはニュージーランド人のパートナーがいるホストファミリー(40%)
  • 南アフリカなどニュージーランド出身ではないけれど母国語が英語のホストファミリー(20%)
  • フィリピン・インドネシアやブラジルなど英語を母国語としないホストファミリー(40%)

家族構成はお子さんがいなかったり既に成人しているファミリーが多いです。お子さんがいるファミリーもいらっしゃいますが、幼児〜小学生ぐらいの年齢が多くて高校生以上のお子さんがいるファミリーは少ないです。

ニュージーランドは猫や小型犬のペットを屋内で飼っているホストファミリーがとても多いです。

え?英語圏なのに英語が母国語じゃないホストファミリーなの?

ニュージーランドは世界中から移民を受け入れている移民大国。特に最大都市オークランドでは220以上の人種が生活していて、人口の39%がニュージーランド国外での生まれです。
街中やスーパー、携帯ショップ、銀行、カフェなど身近な場所で白人だけでなく、アジア、中東、アフリカ、南米など多くの人が一緒に働いているのを日常の光景として目にします。
参考記事

コミュニケーションはどうするの?

英語がコミュニケーションに問題ないことを事前に確認しているので、学校で習ったことをホームステイ先で練習することも十分可能です。

ホストファミリー自身も外国(NZ)で暮らす、という皆さんがこれから体験するであろう不安な気持ちを既に一度体験しています。
ホームシックになったホストもいるでしょうし、英語が分からなくて大変だった時期もあったはずです。
気持ちがわかるからこそ、暖かくサポートしてくれる良さがあります。

留学生を受け入れようと思った理由

よく聞く理由が「部屋が余ってる」、「1人より誰か若い人と過ごす時間を作りたい」です。
あとGood Homestayの場合は日本人経営と聞いて日本が好きだからというファミリーも多いです。

お金目的って聞くけど大丈夫?

もちろんお金は目的の一部でしょう。でも別の収入源をきちんと持っていて
あくまで「副収入」程度に考えていると思って下さい。

稀に本当に困っている場合がありますがトラブルに繋がることが容易に想像されるのでGood Homestayでは登録をお断りしています。

ホストをすることって想像以上に大変でホストファミリーの定着率はあまり高くありません。
自分たちの生活スタイルには向いていなかったと受け入れをやめてしまうホストファミリーもいますし、反対にだんだんお世話がズボラになってしまい、こちらから契約を解約するファミリーもいます。

しっかり継続してお世話をしてくれるファミリーを確保するには常にフレッシュで優しいファミリーを探し続ける事が必要になります。

生徒さんとのマッチング

では登録したホストファミリーをどうやって生徒さんとマッチングしているのでしょう?
私たちホームステイコーディネーターが知らされる生徒さん情報は下記の6つが一般的です。

  • 氏名・性別・生年月日
  • 滞在予定
  • アレルギー
  • 食事制限(ベジタリアンや宗教上の制限など)
  • 生徒さんの喫煙と喫煙者がいるホストファミリーでも大丈夫かどうか
  • ペットやお子さん、別の留学生がホストファミリーにいても大丈夫か又はいて欲しいか?

これらを登録しているホストファミリー情報と過去に手配した生徒さんからのフィードバック、空き状況の3つにコーディネーターの経験を加えてホストファミリーを選びます。

コーディネーターは生徒さんの性格や好みを知りませんので、女性の生徒さんで高校生なら「面倒見が良くてお子さんがいるファミリーがいいかな?」とか成人の男性だから「多趣味な年配のカップルがいいかな?」と想像力をフル稼働させてマッチングさせます。

通常学校やエージェントでは数10から数100のホストファミリーを登録しています。
ペットや子供がいるかの条件が同じでも社交的でよく友人が遊びに来る、静かに家の中で過ごすことが好き、スポーツが好き、映画が趣味など生活スタイルが各ホストファミリーによって異なります。

もし備考欄など自由に記載できるスペースがあれば自分の趣味やどんなファミリーと過ごしたいかの希望を簡単でも良いので記載しておくとマッチングするときに参考にしてくれるかもしれません。

ちなみにGood Homestayでは常時150~200件のホストファミリーを登録しています。

ハズレのホストファミリーをふせぐには

ここまで読むと、しっかり管理されていて大丈夫そうなんですけど。。。

そうです、コミュニケーションを定期的に取って、過去に滞在した生徒さんからのフィードバックを大事にすれば「ハズレのホストファミリー」は防げます。
申し込む前に学校がどう対応しているかを確認するようにしましょう。

ホームステイ手配は通学する学校が決まってから申し込む「最後のオプション的」な部分に思われがちですが、到着直後の不安な時間と私生活の多くの時間を一緒に過ごすとても大事なパートです。

もしホームステイ生活が辛かったら、その間のワーキングホリデー生活や留学生活を楽しむことが出来ないでしょう。短期留学なら留学そのものが嫌な思い出になってしまうかもしれません。

語学学校やコースの特徴や評判、他校との違いを調べるのと同じように、
学校やエージェントがどうトラブルをふせいでいるかを知ることがとても大事になります。

Good Homestayはニュージーランド3都市でホームステイ手配を専門にしている日本人経営の会社です。2014年創業以来、2,000人以上のホームステイ手配をお手伝いしてきました。
ホームステイや滞在に関するご質問がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


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